『懐かしい』
事細かく描かれたグラフィックは、芸術的(大げさ?)。
テーブルに無造作に置かれた本。墓地の放置された死骸。ゴブリンやサラマンダー、スケルトンといった連中をロングソードやメイスで切り、叩き、魔法で焼き尽くす・・・想像するだけでも血が滾る(病気?)。
実に懐かしい。
BG1とBG2の間頃に出たためゲーシステム、ゲームエンジン含め全体的にBG1の彷彿させるモノがありますが、2Dグラフィックの中では続編の"2"も含めてシリーズでは群を抜く美しさを持っているかと私は思います。
日本語版を担当したSEGAは、D&Dの世界を理解して翻訳していたためか誤訳や誤字はほとんど見受けられずキチンと翻訳されていた。
何方でも言っているかと思いますが「いまどきのRPGに飽きて本格的なRPGを求めている方ならやってみる価値はある」かと・・・。
無念なのはBG1のテイルズオブザソードコーストやBG2のスロウンオブバールのような本作の追加シナリオ「Heart of Winter」と「Trials of the Luremaster」の日本語版出ていないこと。当然、本製品にも収録されていない・・・。